明治東京地震
明治東京地震の震度分布。官報(1894[1])による。
- 東京付近で発生したM7クラスのいわゆる「首都直下地震」[3]
- 23区東部と横浜・川崎市で被害が多く、死31、家屋全潰25・半壊68、破損6700余[2]
- れんが造建物や煙突の被害が多く「煙突地震」とも呼ばれた[2]
震度5
栃木県 | 宇都宮 |
---|---|
群馬県 | 前橋 |
東京都 | 東京 |
神奈川県 | 横須賀 |
長野県 | 長野 |
山梨県 | 甲府 |
静岡県 | 沼津 |
震度3
福島県 | 福島 |
---|---|
千葉県 | 銚子 |
愛知県 | 名古屋 |
岐阜県 | 岐阜 |
滋賀県 | 彦根 |
大阪府 | 大阪 |
震度1
青森県 | 青森 |
---|---|
鳥取県 | 境 |
徳島県 | 徳島 |
参考文献
1.官報(1894):第3292号,明治27年6月21日,241.
2.茅野一郎・宇津徳治(2001):日本の主な地震の表,地震の事典,2,朝倉書店,574-637.
3.地震調査研究推進本部(2015):史料地震学による断層帯周辺の被害地震の解明,立川断層帯における重点的な調査観測 平成24〜26年度成果報告書,99-108.