明治芸予地震
明治芸予地震の震度分布。中央気象台(1905[1])、官報(1905[2])による。
- 安芸灘で発生したM7クラスのスラブ内地震[3]
- 広島県南部で被害大、とくに呉で多かった。死11、家屋全潰102[3]
- 堤防・橋・鉄道・水道の破損が多く、愛媛県でも家屋などに被害、山口県でも小被害[3]
震度6
広島県 | 呉 |
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震度5
鳥取県 | 境 | |
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岡山県 | 味野 | |
広島県 | 広島 | |
山口県 | 下関 | |
香川県 | 多度津 | |
愛媛県 | 松山 | 新居浜 |
高知県 | 高知 | 室戸 |
震度4
岡山県 | 岡山 |
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島根県 | 浜田 |
徳島県 | 徳島 |
愛媛県 | 別子 |
震度3
三重県 | 津 |
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滋賀県 | 彦根 |
京都府 | 宮津 |
福岡県 | 福岡 |
佐賀県 | 佐賀 |
長崎県 | 厳原 |
宮崎県 | 宮崎 |
参考文献
1.中央気象台(1905):明治三十八年中央気象台年報第二編地震ノ部,全国地震観測表,17-18.
2.官報(1905):第6577号,明治38年6月5日,190.
3.茅野一郎・宇津徳治(2001):日本の主な地震の表,地震の事典,2,朝倉書店,574-637.