1970年1月21日2時33分
十勝地方南部地震
M6.7 / 十勝地方南部
名前 十勝地方南部地震
日時 1970年1月21日2時33分
震源 十勝地方南部
緯度 北緯42.42度
経度 東経143.14度
規模 M6.7
深さ 55km
出典 [1]
1970年1月21日2時33分 十勝地方南部の震度分布。気象庁による。
概要
- 十勝地方南部を震源とする深さ55km、M6.7の地震[1]
- 本別通報所などで震度5を観測[1]
- 震源は広尾の北西10数km。日高・十勝支庁管内で負傷者32名、家屋半壊1棟など[2]
- 余震による有感地震は3月初めまで続いた[2]
- 水準測量で震源の東に2cm程度の隆起がみられ、前兆的な変動の可能性も指摘された[3]
詳細
1970年1月21日2時33分、十勝地方南部を震源とする深さ55km、M6.7の地震が発生した。北海道本別町、帯広市、広尾町、浦河町で最大震度5を観測した。
地震予知連絡会会報によると、震央は広尾の北西10数kmで、気象庁地震活動検測センターは深さを約50kmとしている。広尾・浦河・帯広で震度5、苫小牧・岩見沢・日高門別・八戸で震度4となった。震源が内陸にあったため、震源に近い日高・十勝両支庁管内で負傷者32名、家屋半壊1棟、一部破損1棟などの被害があった[2]。日高山脈南部一帯は地震の多い地域だが、被害をもたらす地震は珍しく、この地域では規模の大きな地震は海域に多く、内陸に入ると震源がやや深くなる傾向があるという。余震による有感地震は3月初めまで時々発生した[2]。
国土地理院は、この地域で1955年と1969年に一等水準測量が行われていたことから、過去14年間の上下変動を調べた。エリモ岬から釧路にかけての太平洋沿岸で隆起がみられ、震源のわずか東には2cm程度の隆起の中心があり、これが前兆的な地殻変動だった可能性があると指摘している。ただし、地震の規模が中程度で深さも約50kmとやや深いため、期待される変動量はこの程度かもしれないとも述べている[3]。
周辺で起きた過去の地震
参考文献
2.気象庁地震活動検測センター(1970):1970年1月21日の日高山脈地震について,地震予知連絡会会報,3,1-2.